SAKAGUCHI KEN FACTOY,inc. 2-14-10 Misyuku,Setagaya-ku,Tokyo,Japan 154-0005 TEL:03-3424-2304 FAX:03-3424-2341
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027◆衝動に駆られ暴走する自己表現は、
    誰にも止められない。
    スピ−ド上げて加速してくのだ!



  ラッキ−にもオレたちは、21世紀の幕開けを生きて向かえることができた恵まれた世代なんだ!2001年!スタ−ト!新世紀に突入だ!、、、、、、『hide』のすべてにあえる場所。横須賀。
hide MUSEUMで、オレは新世紀を迎えた。『Dope HEADz』がGIGを火ました!

  PATA(X Japan) ・ HEATH(X Japan) ・ I.N.A.(ex. hide with Spread Beaver/zilch) ・ JO:YA のNew Project 『Dope HEADz』デビューにおけるアートディレクションは、まさに新しい音楽生命体の誕生に相応しいモノとなった。
『Dopeくん』は、CGなんかじゃ、なく。実際に撮影現場に現われてくれた。21世紀の幕開けに相応しい!時空を超えて降り立つ音楽生命体!は!新しい星に確実に誕生したのだ。
  メンバ−4人も、『Dopeくん』と一緒に、その新しい宇宙に登場した場面の撮影となった。
シングル『GLOW』+『TRUE LIES』そして、アルバム『PRIMITIVE IMPULSE』のア−トワ−クは、思う存分、みんなを楽しませていただきました。
そのヴィジョンは、スタジオに潜伏しながら、メンバ−達とBARに潜伏しながら、グラス片手に膨らんでいったのでした。
  撮影スタジオの中を、まるで、新しい星の大地にしちゃおうよ〜ってコトで!産まれた音楽生命体よろしく!PATAはビ−ル片手に、現われたっけ。。。。(笑)
『導腑新聞』ってのが、この世にバラまかれたのも、この頃だ。ウラ話も満載だったっけ。。。。。。撮影現場は、もう何星人だか解らない『導腑新聞』を愛読してるヤツラで溢れかえってたなぁ。
健康的な笑いが溢れ帰ってた撮影現場が、21世紀の幕開けの仕事はじめ!だった!
  21世紀の幕開けには、『hide』のもうひとつの音楽生命体をのせた『zilch』も新世紀に突入だ!

「全世界で活動しうるプロジェクトzilch」は、また、どっこい!不滅だ!
シングル『mimizuzero』+シングル『Charlie's Children』ジャケットデザインからスタ−トした。この新しい宇宙船に乗り込んだメンツは、『Ray McVeigh』『Kool Keith』『MC Shabba D』『I.N.A.』『Joey Castillo』『J』『Dave Kushner』『Steve Jones』『DJ Swamp』!

  その、メンツから産声!元気よく!産まれたサウンドは、もう全世界で最新型!国境もない!宇宙代表!
  『mimizuzero』のア−トワ−クじゃ、なぜだか、忍者+レスラ−に扮したメンバ−たちが、、近未来の街・ネオ・トウキョウを自由に飛び回るヴィジョンをオレの見た夢に忠実に再現するコトを目指して遊んでみましたよん。まさに、ガキのラクガキのごとし!いっさいの制約もな〜い世界ねっ!
  『Charlie's Children』では、世界中で、不滅!そう!!アナ−キ−でパンクな精神を!!!これから支える子供世代へのメッセ−ジとしてプレゼントしちゃうイメ−ジで『Ray McVeigh』のキャワイイ娘をモデルに!
  Blood Bros.の構想から、J vs zilchによるイベント[ FIRE EIRE 2001 ]は、新世紀の幕開けと同時に、その必然的なオレのア−トディレクションは、進んでいったのだ。この天職をキッカケに、数多くの、優れたア−ティスト+オ−ディエンス=才能とセッションが可能になったし。新しい出合いの場所だった。
  いつも、新しいパ−ティが、イカレた才能で開かれた。
  [ FIRE WIRE 2001-BURN SEVEN CITIES BURN- ]におけるzilchといったら、Sean Yseult (ex-white Zombie, famous MONSTERS) + DAVE KUSHNER / Guitar + I.N.A. / Perc, Programing + RAY McVEIGH / Vocal + JOEY CASTILLO / Drams(Danzig) + TODD YOUTH / Guitar(Danzig) + MC SHABBA D / Rapってメンツが宇宙船に乗り込んだ。
  J からはシングル『Perfect World』のジャケット・ヴィジョン+デザインの相談。オレはグリッタ−なレッドに青い星☆!そして!永遠に続いてくイメージの強烈なア−ティスト写真ってヤツを。。。
アルバム『BLOOD MUZIK』グラフィックワークでは、J のイメ−ジREDって色を使って、なんか、トライできねぇかなぁ、って考えて。そ〜だ。ケ−スをREDにして。ブックレットをケ−スから出したら印象が変化するよなコトやらかそうって。それも、なんだか、騙し絵っぽい感覚で。で、もってポ−トレ−トは、これまでにないくらい、ド・シンプルな撮影にして。その写真の加工と、組み合わせのゲ−ムで遊ばせていただいた。
  ヤツは、この星で会ったヤツの中でも、飛び抜けて、ああやりゃイイじゃん!こうして行こうゼッ!って意思表示がハッキリした男!そんな魂が!メラメラ燃え上がってんだもん!眼に見える!ハッキリと!真っ赤な火が!
  J が初プロデユ−スしたア−ティスト『Youjeen』のアルバム『TheDoll』+シングル『SOMEDAY』や『Beautiful Days』ジャケットデザインでも、また、この必然的出会いがあった。
  『Youjeen』の、そのイカしたヴァイヴレ−ション・ボイスのデモテ−プで鳥肌がたっちゃった。凄ぇ〜表現力だぁっ!震える!直ぐさま対面したのだけど、その強力なヴァイヴレ−ションの持ち主は、可愛らしい女の子でした。直感ヨロシク!、、、、、なんだか、スタイリングには、ネイティヴな薫りを、そして、できれば、素足で、夜明け前の海岸がいいなぁ、、ってイメ−ジが!直感!それを大切にロケに向かった。風と空。母なる海。
  この作品は、なんだか、オレの中の、魂が、なんだか、熱くなるモノが駆け抜けた。国境もシステムも超えた新世紀のグロ−バル・ロック・スタンダ−ド!発信!お気に入りのポ−トレ−トと一緒に!音楽本来の衝動に包まれて誕生した。あまりにも、そのポ−トレイトが、お気に入りだったから、わがまま言って、雑誌広告すべて、別ヴァ−ジョンでの登場と、なった。
  『OBLIVION DUST』時代に知り合ったRIKIJIのニュ−バンド『MEGA 8 BALL』も再始動の起点・発火点にすべく、登場した。10代の3ピ−ス・ニュ−カマ−『DICE』が!『FULLGAIN』が!and more! more! more!『LOADED』が!『STEVE JONES (SEX PISTOLS)』が! 『THE CULT』が!
  まったく、このイベント[ FIRE EIRE 2001 ]は、どこまで行くんだろう
  zilchが アルバム『SKYJIN』で残してる。
我々は「ガイジン」ではなく「スカイジン(空から来た人々)」である。
宇宙に住まいし人型の神。
  この世のTHE ROCKが、いままで持っていた固定概念に!強烈に刺激を与えあってるよう!優れたア−ティスト+オ−ディエンスで!新しい宇宙を創造してんだなぁ、、、、って!なんだか、宇宙。そう!宇宙に住まいし!音楽で繋がる!人というカタチ!銀河人!

  そう!そした!なによりも!印象深いのは、、、、、、
  やっぱ!オ−ディエンス!参加した[ FIRE EIRE 2001 ]全会場で弾けたオ−ディエンス!は!とんでもない!最高だった!とてつもないエネルギ−を見せてくれた。

  そう!銀河人!の新世紀!幕開けを!生きて!向かってく!未来へ!

  近い将来![ FIRE WIRE ]が!また再開しそうな!イメ−ジ!イメ−ジ!イメ−ジ!
、、、、、、まだ、スタ−トしたばかりの、この、国境もジャンルもシステムも、光速で超えてくSUPER THE ROCK[ FIRE WIRE ]!
音楽シ−ンだけに止まらない、巨大なエナジ−の塊が、また宇宙に向かった!
  LUNA SEA LAST LIVE DVD+VIDEO『LUNA SEA THE FINAL ACT TOKYO DOME』。VTR集『ECLIPSE 』DVD+VIDEO『ECLIPSE 2』。 そして、コンプリートBOOK『Days of LUNA SEA 』におけるアートディレクションは、1991年の『UNDER THE NEW MOON TOUR』の日本青年館での出会いまで、タイムマシ−ンが連れてッてくれるような。
そう、彼らとの、様々なエピソ−ドが蘇ってくるような仕事になった。ホント、酒乱でアル中患者 X 大暴れなパンク野郎のオレなんかを、まるで兄貴のように慕ってくれた5人。。。。。
  永遠の絆を獲得して、それぞれが、SLAVESと輝かしい約束を交した [2000.12.26/27] までに刻んだ時間を、また、ゆっくりと、思い返す。。。。
  事務所に、残っていた、未発表の写真やア−トワ−クも整理しながら、、、ホント、自分たちと、SLAVESのために、決して妥協するってコトをしてこなかったよなっ!って再確認しながら!さらに、もっと!を目指して。ここでも、前に向かう、時計は、未来に向かうのだ!妥協はしない!
  徹底して一本気にやってきたオレの『LUNA SEA』でのア−トワ−クは、ある意味、サカグチケンとしての、ア−トワ−ク史である。それくらい、5人とは、合体して新しいグラフィックワ−クや写真+映像表現に貪欲に向かえた、集合体・宇宙代表だったよな。って実感しちゃう。     あらゆる表現世界のアンテナ・ネットワ−クが、グ−ンと広がった10年。でも、やっぱ、時代をアッと言う間に駆け抜けてきたなぁ、ってのが、実感。
いろいろ、立ち向かった表現はあったが、やはり「光」ってテ−マに、向かった1998年での『SHINE』のロケが、やっぱり、突出していて、いつの時代でも、色褪せない。なぜ、なら。人間を含めて、あらゆる生命が向かう先だから。。。。。
  これじゃ、人並みに年がとれないよう、、、。まだ、まだ、始まったばかりじゃん!そう!いつも!始まったばかり!
「光」は、宇宙に住むすべてが、向かう方向なのだから。
  『INORAN』とは、ESPのニュ−・ギタ−のPOSTERや、LIVE『THE LAST NIGHT』、2002カレンダーにおけるアートディレクションで、相変わらず、セッションを楽しんだ。カレンダーの撮影では、オ−ルロケでやろうよ〜!ってスロ−ガンのもと集まったのだが、なぜだか、もう!この年の暑さには、みんな降参状態。「そ〜だッ!避暑地!軽井沢行こう!」って決まった!
  軽井沢って、なんだか、皇室のイメ−ジだし、ハイソなイメ−ジでしょ。オレなんかは、産まれて初めての体験に、多少、子供に戻ったコハシャギ!な気持ちでのスタ−トでした。
 2日間、まるで、幻の世界のように、自然が産み出した霧に包まれながらの撮影は、アコ−スティックなアナログな落ち着いた世界感が産まれるには、ピシャリ!の条件が揃いましたね。まったく!宇宙に感謝!感謝!感謝!のシュ−ティングは、『INORAN』ってヤッパ、選ばれた星的存在なんだなぁって、、、、、。サンキュ!
  天気が、表現したい世界感に合わせてくれてるかの、ごとし!
シンプルなホワイトなシャツ1枚に、ジ−ンズだけ。あの、ハイウェイの途中で撮影したカットが、特に印象深い。ただ、やさしく、この星が『INORAN』を包んでる。呼吸してる。何でも無い自然体の中に、強力なパワ−を感じた。もの凄い霧になったおかげで、必然のように、撮影できたんだ。軽井沢に感謝。
  なんだか、軽井沢には、和の大切な、落ち着いた、ゆったりした空気が。真実の魂が、やさしく、語りかけてくれるような空気が、生きてる。また、再度戻ってきたくなるよな、素敵な場所と、時間でした。
  『hide』との2001。 hide MUSEUMビルボ-ドのデザインや、h i d e2002カレンダーのアートディレクションでは、カメラマン『菅野秀夫』さんと『hide』の入魂!のセッション!をさらに、オレがセレクションしての、再構築の天職と、なった。ここでは、デジタライズされがちな、近年のグラフィックワ−クに、反発しての、魂を込めたオレでしか表現できないア−トワ−クを目標にした。それは、勇気出してペインティングをするコトと、微妙な版ズレ感覚によるアナログ表現。それは、オレの大好きなシルクスクリ−ン印刷。そして、一枚かと、思いきや、2つの世界が広がるコントラヴィジョン印刷によるモノだ。「何だか、驚かせ!前に、進め!更に、驚かせ!」ヤツと会話しながら、この地球上の新しい発想を、探して、、、。
  届いた人が、みんな、「あっ!れぇ!何これぇ!」って来るよな表現には、終わりなど、ありゃしません。勇気出してア−トワ−クしちゃいます!
  2001年の『BUCK-TICK』の活動は、『SCHWEIN』から始まって、韓国でのLIVE。そして『SCHWEIN』のREMIX ALBUMの発売。
って感じで、『BUCK-TICK』としてのリリ−スは、もう、ひさびさとなった18thMAXI『21st Cherry Boy』。
 極上のキラキラポップな、そのデモ・トラックを聴いて。正直、SCHWEINに染まりながら、また、SCHWEINのリミックス・アルバムのア−トワ−クスを進めてたオレは、ドギモ抜かれちゃったのです。
ひッやぁ〜!!『BUCK-TICK』のNEW ONE!ド!POP!キラキラ!☆!
  そして、また、デモ・トラックを聴きながら、うたた寝しながら、見た夢が、口から眩しい光を放つ宇宙人さんでした。キラキラ眩しすぎるンだモン!
  で、もって撮影は、都内某所のタイムスリップしたよな、旧家。壁もキラキラにしちゃいたかったので、ペイントしたキャンバス地を持ち込んで。モデルも、モノホンの銀河人類MARILYNちゃん!メンバ−も超友好関係の、気!で通じ合ってる宇宙人!圧倒的な存在感でしょ!ひさびさのシングルは、これだ!ってくらいPOPキラキラ☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!☆!銀河人類MARILYNちゃん!は、空からキラキラ舞い降りて来たんですよ。ホントに!都内某所に! 
  北海道から、登場し。BUCK-TICKの今井寿を、超リスペクトし続け、長きに渡って(そりゃ、今も、これからも変わらないけど、、。)永遠の呑み友達・奇才ギタリストのASAKIくんから、呑みのお誘いじゃ、なく!
 オレに、これから、誕生する『AGE OF PUNK』の VIDEOクリップ 『FUCK TRACK』+『A O P』の監督依頼が、あった。
・・・・・ま・さ・か!って。これも、ドギモ抜かれちゃったのです。ひッやぁ〜!!ASAKIくんと、いえば、そのア−トワ−クから、ヴィデオ・クリップも、自身で撮影・演出・編集までやってきた男。まさか、オレに依頼するなんて。。。
  ム−ヴィカメラマンもアレン・サロン。普段は、スチ−ルの男をチョイスした。
これも、逆にASAKIのドギモ抜いてやろっかなぁって。初めてのム−ヴィへのトライ!、、、、アレンのドギモも、抜いちゃった!
 オレのヴィジョンとしては、、、、、、、
オレが産まれる前60年代くらいの東京発!前衛的+挑戦的+実験的な、自分自身がやってみたいア−ト・パフォ−マンスを、役者根性抜群!のASAKIに全部やっていただこうかなぁ、っと。
  それらのパフォ−マンスを、これまた、PVの中で、お伝えしてるキャスタ−。。。。。。。
コンサバなTVキャスタ−とは対極的な、面白おかしいTVキャスタ−役まで、ASAKI本人にお願いした。
  ヘアスタイルもメイクも、3〜4スタイル。スタイリングも3〜4スタイル。まったくもって、ポジティヴな『AGE OF PUNK』ASAKIは、アッケラカ〜ンと、やっちゃってくださいました。あまりにも、そのシチュエ−ションと、現場で次々に出てくるアドリヴとアイデアで、とても、楽しいVIDEOクリップが誕生した。ASAKITVキャスタ−が、お伝えしちゃってるニュ−スには、アレン・サロン。そしてスタイリストの八木ちゃんや、カメラクル−のヴィンセント。ニュ−カマ−のデザイナ−fromこれまた北海道の本間いずみちゃんまでも、登場している(笑)、、、何故、オンエア−されないのだ!プンプン!こんな!イカレタ!クリップなのにぃ。。
って、今でも、思う。まったく色褪せないPOPな、しかも、笑えちゃう。このクリップ!発売はないものか?
  松田優作さんとの2001年。十三回忌に向けて様々なイベントが開催された。
東京に移住した20歳の頃。アナ−キ−の兄貴たちと知り合い。そして仕事のスタッフとして向かえられた。。。。。
その頃。。。。
まさか、ってくらいだが。。。。。
優作さんと同じ酒の席に居合わせたのだ。ちょうど、ハリウッド映画『BLACK RAIN』のクランクインの直前に、アナ−キ−のライヴに遊びに来てたのだよ。オレは、小学生の頃『太陽にほえろ』でのジ−パン刑事で、登場してからの、大ファンで、育った。あったり前だけど、その時は、鮮明に覚えてる。緊張しまくりだった。

 、、、、、「じゃ、行ってくるよ」って、その打ち上げの場から、帰ってく優作さんの後ろ姿が、もう、いつになっても、忘れられない。「じゃ、行ってくるよ」って、、、、

オレのオヤジが下関の港から、遠洋漁業で出航してく時のセリフと同じなんだもん。それくらい、あ〜、今度の航海は、長いんだなぁって。そんなセリフ。留守番しっかりしなきゃ、って。

  小さな川が、流れてて、螢が、いっぱいな、夜の思い出。下関。幼少時のオレの記憶が、、、、、。やさしくオ−ヴァ−ラップする、、、、。   
  優作さんと組んでいたロックバンドEXのベーシスト・奈良敏博さんは、アナ−キ−の兄貴たちから、紹介されて周知の仲で。とても、素敵な兄貴なのだが。その奈良さんから、松田優作13回忌に贈る鎮魂歌『Play Song for 13th』でのア−トワ−クと、ライブ・ペインティングを依頼された。正直、もう、こいつ、も。ドギモ抜かれちゃったのです。ひッやぁ〜!!優作さんの古くからの友人で、TV「探偵物語」でも二代目イレズミ者などを演じた前田哲朗さんが、一緒にやって来るって。ひッやぁ〜!!どうしよう!、、、、、が!オレの天命だ!
  優作さんがいきなり帰って来て「サカグチィ!!ナニやってんだぁ!」って一喝されないよう!心!して!向かった!
呑み過ぎちゃ、自身をどっかに忘れちゃってるオレ。、、、、、、、、、、「レディ・ジェ−ン」のマスタ−とか「ホワイト」のママからは、もう、ダメガキの烙印押されそうなオレですが。

  オレの天命だ!心!して!心して!さっそくチラシをってコトで、映画「陽炎座」の優作さんの、ド!アップと、F企画第四回公演「明日のない僕たちにセンチメンタルブルースを」より写真を、お借りした。
 今の時代の、コンピュ−タ頼りだけの、薄っぺらなデザイン表現にならないように、自身の中にある、デザイン表現で、前に進めるべくデザインした。まずは、奈良敏博さん+前田哲朗さん+高橋CAZさん+玉城亜弥さんの共演者に、喜んでいただいて、、、、、。長期遠洋航海中の優作さんも、帰って来ても喜んでくれる顔を想像した。
  11月25日 下北沢CLUB251に帰って来る。もう、夢中だった。当日は、開場と同時に奈良さんたちと、オレは、何にも決めごとなく、新しい時間に、精神と身体を解放しながら、宇宙から降りて来る音楽と、絵に、刻んでいった。
  松田美由紀さんの監修のもと、『松田優作展』のPOSTERも制作することが、できた。
、、、、優作さんが、長期遠洋航海に出かけていったのが、オレが、急病で倒れちゃった39歳だなぁ。
そう思うと、「サカグチィ!!ナニやってんだぁ!」って一喝されてるんだ。「イチから始めなさい!」って。
  まだまだ、何も、ない。何も、この場所で、オレは、やっちゃいない。やるコトに心!して!心して!かからないと!
この星で、この場所で、この時間で、心して!かからないと!オレなんかの自身の、パズルが、解けないんだもん。。。。。。

  扉は、開けちゃいない。衝動に駆られ暴走する自己表現をスピ−ドあげていかなきゃ!